30歳 Y(女性)さんはL型のプロテーゼを入れたあと、10年後に鼻先が赤く腫れてきたため他院でプロテーゼだけを抜きましたが、施術後も化膿が治まらず膿がひどく痛みがありました。
Yさんは何らかの原因でバイ菌が鼻に感染したため、鼻が赤く腫れてしまったためプロテーゼを抜くことにしましたが、プロテーゼ抜去手術後、2か月くらい化膿をおさえる為の抗生物質を飲み続けていましたが、なかなか化膿が治らず、ずっと膿が出続けていました。
心配になったYさんは手術を受けたクリニックとは違う鼻のプロテーゼに詳しい専門クリニックを探し、五本木クリニックで受診しました。
その詳しい診察結果で分かったことは、前回の手術ではプロテーゼを抜くだけしか行っておらず、プロテーゼ皮膜を摘出していなかった事が判明しました。
その為、膿の原因であった皮膜が鼻に残り、その皮膜内に膿がたまっている状態が続いていました。
皮膜が血流を遮断していたので、抗生物質を飲んでも皮膜の中の膿のところまで薬の効果が行き渡っていなかったため、完治しなかったのです。
Yさんの場合、皮膜は皮膚と固く癒着しており、さらに皮膚も非常に薄くなってペラペラになっていたため、皮膚を残して、皮膜だけ取り除くことが非常に難しい状態でした。おそらく前回のクリニックもその為にできなかったのではないかと思われます。
そこで皮膚を含めて化膿した皮膜をひとかたまりにして切除する手術を行いました。
この治療方法でようやく鼻の化膿がおさまりました。切除したあとの傷痕もほとんど目立たずに治療できたので患者さまもとても満足し安心されました。
このように、その場しのぎでプロテーゼを抜くだけでは根本治療にならず、そのため大きなトラブルになる場合があります。通常では対応できないケースも発生することがありますので、鼻のプロテーゼを入れた後、違和感がある、痛みがあるなどトラブルが生じた場合は、鼻の修正を専門におこなっているクリニックで適切な治療を受けることが大切です。
A子さんはL型プロテーゼが鼻先を突き上げ、皮膚が薄くなり飛び出す危険がありました。
35歳を過ぎた頃から、時々鼻の痛みを感じるようになってきました。当初は一時的なものでしたが、だんだん痛みが長引くようになり、特に冬、冷たい外気にあたると、キューっと思い切りつねられたような痛みが出るようになりました。 その頃から鼻先の皮膚の色が異様に白く見え、触ると感覚が麻痺したような、なんともいえない違和感に悩まされていました。

A子さんの場合、プロテーゼとその周囲の皮膜の抜去手術後、自分の組織に入れ替える手術が必要でした。
長年プロテーゼを入れていた為、異物が周りの組織(皮膚や皮下脂肪、軟骨、骨など)を圧迫し、皮膚が薄くなり、軟骨が変形したりします。それらを補うために自己組織を移植することで、鼻の形が変形するのを防ぐのです。
L型のプロテーゼの場合は、鼻先の皮膚がペラペラに薄くなってしまいます。プロテーゼを抜いた段階では、抜いた跡が噴火口のように凹んでしまい薄くなっています。そこへ皮膚の代用には筋膜を使い、耳の軟骨で支え、新しく鼻を形作ります。
鼻修正手術は、耳から軟骨、側頭部から筋膜をとりましたが、短時間で無事終了しました。
手術後の痛みは3日くらいありましたが、その後は痛み止めも必要なくなり、痛みも自然になくなりました。
鼻の高さはプロテーゼ挿入時より控えめになりましたが、プロテーゼを入れていた時のような硬さや違和感、痛みもなく、触った感じももともとの鼻のように自然です。
自己組織なので、本来の自分の鼻と一体化してなじんでいきます。異物が入っている、感染するかもしれないという恐怖感や痛みなどの悩みもなくなり本当に気持ちが楽になりました。
鼻にプロテーゼを長期間挿入していると、腫れたり赤くなったり、浮き出てきたりとトラブルを起こす場合があり、なかなか人に相談できず悩んでいる方が多くいます。
五本木クリニックで行う自己組織移植法は鼻のプロテーゼでトラブルを起こした方の為に最適な治療法です
